iPadの充電を可能とするために、USB端子のデータ端子(+/-)には、分圧抵抗を配置して2.0Vと2.8VをそれぞれUSBの端子に印加できるようにしています。また、ソーラーパネルの出力は18V 0.56Aが定格ですので、安定した出力のために5V 3A出力の降圧型DCDCコンバータを用いて電圧変換しています。このコンバータの効率は80%程度ですので、18[V]*0.56[A]*0.8=8[W]の出力となります。USB充電としては、およそ1600mA流せる計算です。
もちろんソーラーですので、太陽光の強さや角度、天候・季節によって出力電力は大きく変動しますので目安に過ぎませんが・・・。
回路図は非常に単純ですが上の通りです。部品は以下の通り。
■電気回路部品
・電解コンデンサ x2
・セラミックコンデンサ x2
・DCDCコンバータ 5V3A出力
・抵抗 33k x2, 47k,22k,1k x2
・逆流防止用ダイオード x1
・LED x1
・USB端子メス
・ユニバーサル基板
・配線用ケーブル(電源として使用しますので細すぎるものはだめです)
■その他部品
・ソーラーパネル
・ドア用取っ手(ホームセンターなど)
・木材(集成材、MDFなど)
・ヒンジ
・接着剤
・釘
・木ネジ