2012年01月29日

Eye-fi Connect X2 4GB

Eye-fi Connect X2 4GBを買いました。アマゾンで4700円也。
本当は海外から輸入してさらに安い価格で買おうと思ったのですが、以前、東芝製のメモリカードで痛いめにあったので国内サポートの受けられる国内流通品にしました。

セットアップ方法などは、いろいろな所で説明されていますので、下記のサイトを参照ください。

「Eye-Fi Connect X2 4GB Class6」到着!(インストール篇)
【iOS/Android版】Eye-Fi Centerのセットアップ方法を教えて下さい。

このwifi(無線LAN)による画像伝送の仕組みですが、現在のところはSDカードが一種のアクセスポイントとなって周囲のwifi対応端末からアクセスするという仕組みになっています。Eye-fiだけでなく、似た製品であるflucardやFlashAirも同様です。これらのSDカード内には、フラッシュメモリに加えて無線LANモジュール、マイコン、SDカードインターフェースが内蔵されています。

本来であれば、wifi directなどのような端末間の直接転送の技術が求められる訳ですが、実際のところはまだ対応端末が多くないのが現状です。ハードだけでなく、OS側にも対応が必要です。SDカードにCPUが載っているEye-fiのような技術では、この部分をうまく包み隠していると言えます。
ただ、その分、Eye-Fiカードが刺さっていない側では、Eye-Fiカードに接続するためにアクセスポイントを切り替える手間が発生する訳です。アクセスポイントがEye-fiのみであれば、現状の実装で全く問題はないでしょう。しかし、自宅に帰り写真の転送先のたとえばiPadのような端末が自宅の無線LANネットワークにアクセスすると、Eye-fiカードとの通信ができなくなります(ダイレクトモード使用時)。ただし、Eye-fiカードもiPadも同じ無線LANネットワークにつながっていれば、ルーター経由で伝送はされます。問題なのは、片方のみが接続しているときです。ここに、wifi directという技術がうまく間に入り込めれば非常に使い勝手が増すでしょう。

wifi directの詳細な内容は、ケータイWatchの記事がわかりやすいでしょう。

で、期待したいのはEye-Fiカードが wifi directに対応すること、そしてタブレットやスマートフォン、PCがwifi directに対応すること、です。まずはタブレットなどの端末側ですが、Android 4.0からWifi directがサポートされています。OSがサポートしていても、ドライバや無線LANチップでの対応が必要となります。これらはファームウェア対応になると思われますが、対応を行うメーカーと行わないメーカーに分かれるような気がします。対応しない場合は、従来通り人間の手によるアクセスポイント切り替えが求められそうです。

posted by yaasan at 09:36 | Comment(0) | ガジェッド
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