梱包は非常に丁寧でした。宅急便もヤマト運輸だしドライバーへのメッセージもあるし、中には手書きの挨拶文までありました。木らく部さん、ナイスな対応ですよ!無駄に楽天経由で買わなきゃよかった・・・。


気になる人もいると思うので書いておきますが、生産国は、CL182FDZW(日本製)、DC18RC(中国製)、BL1830(中国製)です。
さて、マキタの掃除機についてレビューしようと思いますが、ネットではクリーナーのみしかレビューが書かれていない。みなさんあんまり気づいていないのかもしれませんが、このマキタの掃除機のポイントはバッテリと充電器に隠されているんです。
基本的にはセットで買う人がほとんどだと思います。バラバラで買うと何が一番高いと思いますか?実はバッテリが一番高いのです。というのも、リチウムイオンバッテリは非常に高価な物で、電気自動車がとても高いのはこのバッテリに起因してます。今回買ったBL1830は、18V/3.0Ahですので容量としては54Whとなります。容量としても相当でかいです。
これだけではありません。バッテリには、使用履歴を管理する機能を内蔵しています。普通はバッテリ充電制御ICぐらいなものですが、充電履歴や使用履歴を記録するメモリ(たぶん、シリアル通信で書き込むEEPROM相当なものだろう)を内蔵するような気合いの入ったバッテリはほとんど見かけません。この機能でコストはかなりあがりますが、その分、多少変な使い方(継ぎ足し充電、満充電後にまた充電)をしても寿命を延ばす機能(過充電防止)や、保護機能をうまく働かせることができます。
バッテリ側にいろいろな機能がある分、掃除機側にはインテリジェントな機能はあまり入ってないと推測されます。
充電器は、バッテリにいろいろな履歴が載る分、制御機能を持っていると思われます。値段でみると、バッテリ>充電器>掃除機本体、となっていますので、力の入れ方の違いがよくわかる訳です。バッテリがキーポイントとなっていて、それがハンディ系の電動工具のシリーズを支えていることが見えてきます。もちろん、工具用の小型モータのコア技術も忘れてはいけません。
充電器の使い方をみてみましょう。
充電器は、見た目はごつくて入れにくそうですが、非常に簡単。スライドしてバッテリを差し込むだけです。充電の際は、部屋がどんなに寒かろうが充電器下部にあるファンが勢いよく回ります。ファンの直径が小さい&高速回転させるためか、結構うるさい。ファンの空気は、バッテリの通気口にそのまま入るようになってます。熱があると、抵抗が増えて電流が流れにくくなるのでそれを抑えているのでしょう。

メロディが鳴ったら充電完了です。充電完了してもファンは止まりません。温度チェックを全くしてないな・・・。取り外しは、バッテリの後ろ側に白い取り外し用のロック解除ボタンがあるので押しながらスライドさせます。充電時間は、規定通り20分程度でした。これだけの容量を20分で充電するのはバッテリをへたらせないように電流を流さないといけないので、うまく充電制御しているようですね。
