2012年09月06日

メルクリンの信号波形の観測

メルクリンの鉄道模型は、線路から電力供給と一緒に運転などの制御信号も送ります。
いわゆる電力線通信というやつです。

先日買ったSDS6062で、線路に流れる信号波形を観測しました。構成は以下のとおりです。

sds6062v_030.jpg

観測結果:

sds6062v_031.png

拡大した波形:

sds6062v_032.png

見てのとおり、正と負の電圧値が交互に入れ替わっていることが分かります。また、0Vが存在しないので、全波整流回路を使うと、滑らかな直流が大きなコンデンサを使用することなく簡単に得られます。
正と負の電圧の入れ替わるタイミングを区別することでデジタル信号を決めているので、電力を与えながら指令も同時に与えられるわけです。
posted by yaasan at 06:52 | Comment(0) | 鉄道模型
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