しかしながら、メルクリンやその他の互換メーカーから、コンピュータと直結するタイプで安価なものはまったく出る気配なし。
無いものは作ってしまえばいい、ということで、そのための準備をしてみることにします。ちなみに、コンピュータのソフトは自分で作ることになります。今回はハードに特化して必要部材やつなげ方を調べました。

・marklin 60113 デジタル接続ボックス
スターターキットから流用。MS2と60113の間はCANで通信しているので、マイコンからプロトコルが分かれば制御できてしまう。
・接続ケーブル
60113の方はmini-DIN 10pin(b)です。PC-9801NOTEの映像出力やセガサターンのAV端子とは若干違う形状です。
もう片方はUSB/CAN変換器によります。D-Sub9ピンもしくはむき出しのどちらかとなるはずです。
・CAN/USB変換器
数万円から、中華の数千円、マイコンの評価キットを流用などいろいろあります。
業務用がほとんどなので、安いのを探すのには苦労するかもしれません。
ハードの構成で苦労するのは、60113とUSB-CANの配線ケーブルをどう調達するかという点になるかと思います。今ではなかなかミニDIN 10ピンタイプ(しかもbタイプ)は売っていない場合が多いとのことなので、がんばって探すしかなさそうです。