- Gateway.zip Railuinoの改変版。ポートの番号が変更されている。
- CAN_UDP_gatewayV3.zip ゲートウェイ本体スケッチ。CAN信号をEthernetに変換して送っている。marklin CS2的な処理(CS2もEthernet機能がある)を行っている。
動かすには、Arduino UNO、EthernetShieldとCAN-diyシールドが必要です。Railuino環境を整えている人はEthernetシールドを追加すれば実現できそうです。なお、SeeedstudioのCAN-BUSシールドが使えるかどうかは回路図やソフトをちゃんと見ていないので分かりません。
EthernetシールドとCAN-BUSシールドはSPIを使うので、ケーブルセレクト(CS)ピンをきちんと定義付けしないと動きません。このため、上のフォーラムの投稿記事の写真を見ると分かりますが、一部のピンを無理矢理ずらして使わないようにしています。ずらしているのは10番でCAN_INTと競合しているため、3番にジャンパしていると書いてあります。CAN_INTは1番か2番だった気がします。CAN_INTではなくCAN_CS(こちらは10番)でしょう。Ethernet ShieldのSDカードのSD_CSが同じ10番で競合しているように見えるので、書き間違いかもしれません。なお、Ethernet ShieldのCSは4番です。
RocrailのインストールされたPCとはEthernet経由で接続するようなので、USBは特に使わないそうです。USBを使うのは、開発者やデバッガーの人がデバッグ用に繋いでおく程度でしょうか。
Ethernet経由なので、PCだろうがMacだろうがLinuxだろうが、Rocrailが動く環境であれば動かせるというのは大きいです。DesktopStationとRocrailの目指す方向性はかなり違いますし、使う人の目的も違います。
Railuinoを使った低コストなコマンドステーションの選択肢が広がる事は良い事です。ちょっと敷居が高いのは問題ではありますが。
タグ:Railuino