2014年06月02日

DCC/MM2シールド CV書き込みへの対応

DCC/MM2シールドが、DCCのCV書き込みに対応しました。
他の部分への影響をチェックしてませんが、一通りテストしたら頒布のキットも対応させます。なお、スイッチサイエンスさんに委託しているものは回収できないので古いバージョンのままですが・・・。Desktop Station、DSGatewayLibも一式、アップデートを近日中に実施します。

・60113 / Railuinoをお使いの方
Serial_RS4.inoを書き込んでご利用の場合、Desktop Stationを近日中にアップデートしたものに差し替えるだけでCVの読み書き機能(MM2,DCC)に対応します。

・DCC/MM2シールドをお使いの方
DSGatewayLib R3にアップデートしてArduinoに書き込む必要があります。また、DCC/MM2シールド側のファームウェアを対応版にアップデートする必要があります。AVRライターをお持ちの方は、近日中にファームウェアをアップロードしますので、ご自身でアップデートを実施してください。AVRライターを用意できない方は、アップデートサービス(500円、差し替え用のAVRマイコンを郵送します)をご利用下さい。

PIKOのAC対応機関車に、いろいろと書き込んでテストしました。ショート・ロングアドレスの両方に対応できています。他のコマンドステーションと異なるのは、Desktop Stationにアドレスを簡単に書き込めるインターフェースを追加しているので、らくらくにロングアドレスの設定ができるところでしょうか。CV17,CV18,CV29をまとめて1ボタンで書き換えできます。面倒くさい計算も一切不要です。アドレス番号を300などと打ち込んで、CV29計算機に28StepとLong Addressにチェックを入れてWriteを押すだけです。なお、127以下のアドレスを入れる場合はショートアドレスになるため、CV1にアドレス値を書き込む処理に自動で切り替わります。なおこの際はCV29のLong Addressビット変更を忘れずに。

Desktop StationのCV機能は、Railuinoも対応しています。Arduinoに書き込むファームウェアはずいぶん前からCV読み書きのコマンドを入れておいたので、Desktop Stationを更新すればアッサリ動くはずです。
60113は、CV読込機能も付いているので、Readボタンを押せば機関車からCV値を取得できます。DCC/MM2シールドは、読込を想定してハードを設計していないので、Readボタンを押しても0しか返しません。



MM2のCV書き込みは、仕様がよく分からないので、今後の調査で対応するかどうか決めていきます。メルクリンユーザーの人は最低でもMS2は持っているのでDCC/MM2シールドを使う必要性はあまり無いように思っておりますが、どうでしょうか。
posted by yaasan at 05:52 | Comment(0) | 鉄道模型
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。