2014/5/25に注文した基板が、Elecrowから到着したので、早速組み立てて動作チェックをしました。

組み立てているときに、早速ミスをいくつか発見しました。
・RUNとERRのLEDのシルク印刷を逆にした
・モータドライバICのパスコンと電解コンが近すぎて接触気味(ギリギリ実装は可能)
・SPIのダンピング抵抗がうまく動かなく、ICSPのArduino側とDCC/MM2側マイコンの書き込み線が共用できない
・LCDコネクタの位置が少々下すぎ
・DCコネクタの穴が大きすぎ
・レギュレータが予想以上に熱くなるので、ヒートシンク代わりにGNDベタの金属パッドを配置しないとまずそう。
・レギュレータの過熱が致命的な場合はDCDCの同形状・置き換え製品に置き換えできるように、周辺の配置を見直す必要あり。
なお、ElecrowはFusionPCBよりも品質が悪いようで、シルク印刷の失敗(かすれ、汚損)がいくつかありました。FusionPCBの方がシルクは良いですね・・・。
とりあえず、Arduino nano(SainSmartの互換品)で正常に動くことを確認できました。
この基板は、S88も全て統合している事と、Arduinoに頼っていたレギュレータの耐圧を上げているので、より信頼性を上げていることが特徴です。また、アクリルケースでカバーできるようにしたので、使い勝手も高まっております。
一次試作機は、使う分は問題ありませんが、私として有償頒布するには完成度が低いので、評価専用で協力いただける方に貸し出しをしてまいります。ちなみにドイツのDesktop Stationユーザーに評価を依頼する方向でも話を進めていたりします。
EMSの追跡:

届いたときの状態:

基板:

基板のスキャン画像:
