2017年06月18日

回転型サーボ

回転型サーボをご紹介します。

秋月電子で、GWSサーボ S35 STD(900円)で販売されています。

普通のアナログサーボは、Dutyの時間で角度を指定しますが、回転型サーボではDutyを出した分だけ回転します。位置決めができないのが欠点で、だんだんズレていく可能性があります。

5V単電源でぐるぐる回す用途には良いかと思います。
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2017年06月14日

ルネサスのマイコン

ルネサスのマイコンは、実はあまりDCC向けにまじめに調べてませんでした。ふと、仕事で調べ物をしていると、以下の機能を目にしました。

Renesas Flash Programmer

よく読むと、ICE経由以外に、シリアルで書き込みをサポートしています。

R20UT0857JJ0300 Renesas Flash Programmer PCのシリアルポートを使用した書き込み回路例

に詳細がありますが、ようや、RX,TX,RESETの3端子と、あとは+5V,GNDを繋げておけば書き込みできるという代物です。(もう1ピン, FLMD0、プルアップが必要なケースもあるようですが)

合計、6ピンで、しかも専用ICE不要です。スマイルコネクタで全部できてしまいます。さらにさらに、ただのシリアルなので、起動後はデバッグでも、外付けSPI FLASHに音データ書き込みとかができてしまいます。

今後はSTM32と思ってましたが、こんなに楽ならルネサスでも良いか、と思ってしまいます。しかも5Vなので、今までの資産をそのまま使えます。ルネサス系はさんざん副業でいじっているので、特に問題もありません。

DSシリーズの次世代品は、ルネサスのマイコンで検討を進めていきます。RX220が今のところ、コスト的に良いかなと思ってます。秋月にあるRL78/G13は安いんですがちょっとパフォーマンス的に癖があるので、採用はしません。

- R5F52203BDFL (FLASH 64KB/ RAM 8KB) 403円/10pcs
- R5F52201BDFL (FLASH 32KB/ RAM 4KB) 356円/10pcs
- R5F52205BDFL (FLASH 128KB/ RAM 8KB) 664円/1pcs

※価格はチップワンストップのもの。

価格も許容範囲内で、現在のDSmainR5.1の2チップ構成を1つに統合でき、シンプル化できそうです。USBシリアルチップだけ別につける感じです。

たぶん、R5F52203BDFLになりそうです。なお、シリアル経由書き込みは、モード端子MD0,MD1を設定するタイプCになります。

開発環境は、CS+、昔のNECエレのCubeStudioですね。無償評価版で使い続ける形になります。128KBのROM制約がありますが、そもそもFLASHが64KBしかないので無問題。売る目的にバイナリを吐かせて書き込むことは問題ないかどうかは、今度会った時に聞いておきます。まあ、制限事項に全然書いてないのと、無償版という位置づけだと思うので、大丈夫だと思ってますが。

DSmainR6の構想を練り始めようと思います。

■追記 スマイルデコーダの次のアーキテクチャについて

RX220を使う場合には、サウンドを考慮して以下の制限事項があると思います。

・3.3Vにする(音データの保存先の外付けSPI NAND FLASHメモリが3.3V動作品しか市場に存在しないため)
・DCCデコーダは独自に実装するか、NMRA DCCライブラリを移植するかしないといけない
・DMA、PWM、タイマは十分にあるので、性能的には32MHz(MIPS換算でATMEGA328Pの倍程度)でも問題ないはず。32bitでRXは演算効率も良いので、十分、性能向上の恩恵を受けられるはず。
・コストは403円/pcsですが、まあ、300円前半までは下げられると思うのであまり問題視してません。

実のところ、スマイルデコーダの次はSTM32系と連合メンバーに言ってしまった手前、「やっぱりRX220にします!」なんてことは言うと怒られそうなので、今のところはDesktopStationの機器向けのみを考えております。

とりあえず、テスト用に新しい機種を一つ構築してみようと思います。
posted by yaasan at 08:45 | Comment(4) | 工作

2017年06月09日

Micsig TO1102が届いたが・・・

今日は、つまらない出稼ぎ仕事をサボりまして、ちょうどいい小ぶりのスルメイカが売っていたのでイカメシを作りつつ、Micsig TO1102がなんと、もう届いたので、さっそくいじっておりました。

TO1102_0.jpg

TO1102_1.jpg

先にちょっとトラブル事案がありました。箱を開けて電源を入れたところ、なんと液晶に変なラインが入ってます。これは、液晶内部配線の断線ですね・・・。運悪く、不良品を掴んでしまいました。

TO1102_LCD_broken2.jpg

TO1102_LCD_broken.jpg

他にも、カタログ仕様と違うところがあります。

・28Mptsのメモリなのに、14Mptsに制限されている(ハード的には行けるっぽい。なぜ有効でない?)
・wifiがアクティベーションされていない(日本では電波法で使えないのでONにはしませんが、なぜ入っているはずの機能が入っていない??)

上記は、サポートに確認中です。そのほか、一通りの機能は試しまして、一応それなりにきちんと動くことは確認しました。微妙に反応が悪くなる事もあるので、その辺はソフトを改善して頂くところかなと思ってます。

20170609140426.png

あと気になったところを箇条書きします。とある電機メーカーで出稼ぎしているエンジニアである管理人が、本気で仕事につかえるかという視点で見てます。

・結構筐体が熱くなる。ファンがちょっとうるさい。まあ、もっとうるさいオシロはたくさんありますが。
・デルタの電源で、PSEマークも入ってました。日本でバッチリ使えます。ただし、コネクタ形状は中国のものなので交換が必要。一般的なミッキー型です。
・電源やUSBの端子に全面カバーがついているので邪魔。取ればいいだけなんですが。もしかしてIP22とかの機能がある??
・RUN/STOPがたまーに反応が悪くなる。通常はそんなに問題にはならない。どういうときになるかは不明。
・サクサク感は、そこそこ。キーサイトのオシロの方がにサクサクですね。横河やテクトロよりは速いです。
・カーソル操作が意外と大変。指でだいたいの位置を合わせて、液晶の中のボタンで微調整ですが感覚が無いので分かりにくい。まあ、分かっていたことですが。
・ファイル管理ツールがアプリで用意されている。意外と使えそう。
・ビデオで録画できる。

よくあるオシロの機能はだいたい入っていて、作りもよく考えられていると思います。あとは、タッチ操作をもっと軽快にサクサクなるようにチューニングをしてもらえれば、問題ない水準になると思います。

あと、バッテリ内蔵を基本的には想定しているようなので、できればバッテリー内蔵で買った方が幸せになれると思います。ACアダプタは、やっぱり邪魔ですね。

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とりあえず液晶の断線は、致命的に困るのでサポートに連絡して、症状を見てもらってますが「こんな症状初めてなんです」とか言われており、ちょっと困っているようですが、どちらにしろ、交換か返金か選べるとのことで、話を進めてます。なお、サポートは超早いです。30分で返信が来ました。

■追記

とりあえず新品交換してもらうことにしました。郵便局からEMSで送り返しました。3kg弱なので、4300円もかかりました・・・。幸か不幸か、バッテリ有だと相当使えることは分かったので、差額でバッテリ内蔵型にできないか確認中です。

あと、wifiと28Mptsが有効でないのは、向こうの出荷時の初期設定ミスのようです。なんか、いろいろチェックがズボラになっている感じです。今までのスマホオシロのようなトイオシロとは違う、かなりプロにも耐えうる良い製品のポテンシャルを持つものだと思うので、もう少しキッチリやっていただきたい、という期待を込めて返品などの面倒な作業もやっております。

交換品が届きましたら、詳細レビューをしたいと思います。28Mptsは、DCCパケットをダラダラ見るには絶大なはずです。ソフト開発環境やAPIを公開してくれたら、あれこれできるので嬉しいところですが・・・。
posted by yaasan at 14:22 | Comment(0) | 工作

2017年06月07日

電子負荷

今日、副業先でバイトをしていたところ、以前に一緒に仕事をしていて、今は遠くの工場に異動した先輩から相談メールが来ました。

内容としては、大型機械の冷却装置の動作試験で4kWの負荷をどうにかしたいが、よくやるダイナモを使った構成は難しいので他の手は無いか、というものでした。

そういえば、電源の設計部隊がよく電子負荷を使っていたなあと思って、菊水の電子負荷を紹介しておきました。

ふと、「これ、コマンドステーションやデコーダの試験にかなり使えるんじゃ!?」と思い立ちました。
デコーダだと、20W未満、コマンドステーションだとDSmainR5レベルだと定格で80W以下になります。

ネットでサクッと買えそうなのは、7000円程度のvshopuの60Wのデジタル電子負荷です。

われらのAliexpressだと何かないかなとみてみると、なんとvshopuと全く同じ写真のものが17USD!!安いです!!さらに、裸で使うにはちょっと辛いと思っていたところ、対応するアクリルケースが別売りで7USD!完璧じゃないですか!!

もうポチるしかない!ということでポチりました。開発の負荷試験で、電子負荷が無くてモータをたくさんぶんぶん回したりGゲージを取り出したりして配線地獄で本当に困っていたので助かります。ちなみに、このショップ、DIYな計測器をたくさん売ってて面白いですね・・・。

もっと容量が大きい150Wクラスのもあります。30USDです。

これらのDIYな電子負荷は、KMOONというメーカーのものなんですね。ホームページは出てこないので、小さい会社なのかもしれません。

なお、このような電子負荷を使う注意点として、上記は全部、直流の電子負荷です。なので、デコーダやコマンドステーションの出力をつなぐときは、全波整流回路を通す必要があります。じゃないと、PWMやDCCの高周波電流が入って、下手すると壊れちゃうかもしれません。またコンデンサで平滑化も必要かもしれません。
バッテリーテスター用途がメインのようですので、基本的にはピュアなDC電源にする必要があるので、平滑化は必須な感じがします。まあ、ダイオードブリッジ(ショットキーのようなVfが小さいのが好ましいです。ここで発熱して無意味に負荷になってしまうので)と35Vより上の耐圧のコンデンサ(50Vくらいがいいと思います)を付ければ完成なので特に気にするまでもありませんが。
posted by yaasan at 21:00 | Comment(2) | 工作

2017年06月05日

Micsig TO1102をポチった

家で使っているOWONの中華オシロ、SDS6062なのですが、2012年に買ってもう5年近くになり、カーソルをするときに調子が悪く、イライラしてました。そのほかの機能は問題ないんですけどね・・・。今まで、副業先に持っていったことも何度もありましたが、いろいろな人にコッソリ使われて、酷使されてきました。

SDS6062の過去記事:
・2012年08月26日 中華オシロOWON SDS6062を注文
・2012年09月01日 SDS6062Vレビュー その1
・2012年09月02日 SDS6062Vレビュー その2
・2012年09月02日 SDS6062レビュー その3

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Nuckyさんも新型のオシロを導入して開発を加速させるということですので、私もちょっと奮発しないといけないかなと思ってました。

今使っているものは、少し大きい(一般的なオシロとすると小さい方ですが)ので、もうちょっと小さくてハイテクなオシロが欲しいと思って調べていたところ、面白いものを見つけました。MicsigtBook miniです。

Micsig TO1102 (100MHz, 2ch, 1GS/sec, 28Mpoints)

画面は800x600pixelsの8インチ、HDMI、PCとUSB接続、USBメモリ、28Mpts対応と、申し分はありません。
従来は60MHz帯域、10Mptsだったので、だいぶパワーアップします。どうしても、DCCパルスのターンオン、ターンオフ波形を観測するときに60MHzだとガクガクで見えにくかったので、100MHzでだいぶマシになると思います。

副業先なら、サクッと1GHzオシロ(超高い、いつも取り合い)を使うのですが、DCC機器開発程度ならば、100MHzあればどうにかなります。あと、2チャンネルのみですが、今まで使っていて、2チャンネル以上使うことがほとんどなかったので、4チャンネルのTO1104までは不要と考えました。

最新のスマホやタブレットの部品を流用して作っているようで、表現力などは申し分なさそう(あくまでビデオを見ての雰囲気として)。本日、360USD弱でポチりましたので、届き次第、レビューします。まともにレビューしている日本人は誰もいないようなので、私が人柱になりたいと思います。100MHzオシロとしてはかなり安いですが、これで使いやすさがバッチリで、計測に問題が無ければ大騒ぎですよ。

なお、Micsigのオシロは、大きく4つの製品があり、TOSシリーズ、TOAシリーズ、TOシリーズ、TOxxxxMシリーズです。TOSが従来型、TOAが1024x600の10インチの上級シリーズ、TOシリーズ系が8インチのエントリーという感じのようです。

オシロはボタンがたくさんあって使いこなすのは完全に慣れですが、まあ、ボタンじゃなくてもタブレットでタッチ操作で簡単にできれば、わざわざたくさんのボタンを使いこなすことは無いわけであります。

SeeedstuioのDSOタッチなど、トイオシロではそこそこありましたが、性能や操作がイマイチで、実用性としては疑問符を持っていて、あまり使おうとは思いませんでした。

そんな中で、もうちょっと本気で作ったタブレット型オシロというのは今まで見たことありませんでした。こういう面白いオシロを作ってくれるのは、世界でも中国の新興メーカーだけですので応援したいです。日本のメーカーは、もう汎用オシロがビジネスにならないためか、まともに開発していないので仕方ないところです。
posted by yaasan at 08:01 | Comment(1) | 工作