2020年11月25日

岡山に行ってきた

先日、岡山に行ってきました。人生初の岡山です。姫路までは、よく来てるんですけどね・・・。
姫路よりも東京に近いかも?というくらい、新幹線の本数があって交通はとても便利でした。

しかし、このご時世なので、写真と駅のサウンドとかを収録しつつ、野暮用を片付けてトンボ帰りしました。滞在は3〜4時間程度です。往復の移動時間の方がずっと長かったですね・・・。

珍しい電車ばかりで、写真ばかり撮ってました。

okayama1.jpg

okayama2.jpg

okayama3.jpg

その他、2700系やキハ40も拝めました。

コロナが落ち着いていれば、宿泊しつつのんびりと滞在できたのですが残念。
posted by yaasan at 21:26 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年11月24日

ESU LokProgrammer 5.1.0の不具合

先月末にリリースされた、ESU LokProgrammer 5.1.0にスピードカーブ設定の不具合があるようです。

オープンサウンドデータのファイルを読み込ませると、スピードカーブを勝手に3点スピードテーブル(簡易型の速度曲線)を選択してしまうようです。もしこの症状になった場合には、設定の変更(Use Speed curve CV67-CV94)を選択し直してください。



書き込むだけの方は、LokProgrammer 5.1.0にする必要性は特にないので、アップデートせずにそのまま使われることをお勧めします。
posted by yaasan at 08:09 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年11月23日

エンドウE353 HO向けサウンドデコーダキットの調査

以前に作った、エンドウE353 HOのDCCサウンド化ですが、少量だけ、DCCサウンド化したい人向けにデコーダや基板をまとめたキットを頒布しようと思ってます。

・ESU LokSound5 DCC MTC21 1個(E353データ書き込み済み)
・LaisDcc MTC21デコーダ 2個
・ExpBoard YP 3枚
・LED、抵抗、両極性用部品各種

価格は、2万円台になると思いますが、人数・購入者のスキルなどを総合的に判断して決めます。もしご興味のある方は、メールかコメント欄にてご連絡ください。
posted by yaasan at 12:32 | Comment(0) | 鉄道模型

2020年11月22日

プラレールからNゲージ・16.5mm鉄道模型への移行課題におけるチラシの裏メモ

プラレールは、たくさんの子供が遊んでいるのに、その次に鉄道模型に来ないのはなんでだろ?という疑問が以前から周囲で挙げられていました。

自分としては、Nゲージという物を知った理由が全く記憶にありませんが、小学生3〜4年の頃にプラレールの延長でNゲージをいつの間にか遊んでましたが、1年少々でつまらなくなり(ただ走るだけで、プラレールとかわりないじゃん、小学生がレイアウトなんて作れないし)、他の趣味(電子工作、プログラミング)に移行しました。DCC(メルクリンデジタル)がなければ、間違いなく20年ぶりに模型に帰ってくることもなく、他の趣味で楽しんでいたに違いないなあと感じています。

理由はみなさんバラバラと思いますが、99%が他の趣味に移行されていると思います。まあ、それでも良いんだと思いますけど、模型は楽しいな、と思える物にするのが一番大事と思います。

諸外国をみますと、プラレールに相当するものを作って、スムーズに鉄道模型に移行させると言う取り組みが主流です。日本だけが、大きなギャップを持っていると言うのが実態です。これでも別に良いんだと思いますが、それではダメだ、と言う意見も当然あるわけで、本記事では、プラレールから鉄道模型にスムーズに移行するにはどうすればいいか?と言う課題に対するアイデアを議論するためのネタをまとめて行こうと思っております。

さて、日本の子供たちが大好きなプラレールのスケールは、よくわかっておりませんが、16.5mmに近いというのはわかっているので、プラレールをHOゲージ化(16番化)を試行したブログ記事、上記のプラレールからの移行などの記事を、ざっくりと検索してみました。


[2020年版]プラレールを卒業したらNゲージ?初心者でも迷わない鉄道模型のはじめかた教えます

鉄道模型に無理矢理、話を持っていっているようで、ちょっと個人的には消化不良気味です。

新規格の鉄道おもちゃを考える 1(HOとプラレール)

2010年頃に、丸忠 リモトレインというのがあったようです。ホームページは消えてしまっているので、色々あったのかもしれません・・・。

RemoTrain1.jpg

プラレールアドバンスのご紹介

撤退してしまった、Nスケールのプラレール、「プラレールアドバンス」です。ポイントレール以外は、プラレールがそのまま使えるので、プラレールにハマった子供たちと、鉄道模型を結びつけるソリューションとして期待されましたが、イマイチだったようで・・・。うちの息子に遊ばせましたが、プラレールアドバンスは中途半端なようで、すぐにほったらかしてNゲージに行ってしまいました。そばからみてて思ったのは、リアル感が中途半端、自分で速度を調整できないと言うところが大きな課題と思いました。


プラモデル漬けだった私が鉄道模型に出会ったら、第二の人生が始まった話

鉄道模型じゃなくて、車とかフィギュア、ガンプラとか幅広い全般のスケールモデル・模型と言うカテゴリで記事を色々書かれている、有名な、からぱたさんの記事です。
プロなので、綺麗にまとめられており、大人ならガチで引き込まれる内容になっています。

--------------------------

ざっくりと調べる限り、プラレールをそこそこのコストでHO化すると言うソリューションは存在しないのかも?と思ってしまうような状況です。と言うのも、HO化する部品を買い集めると、あっという間に1万円に行ってしまうわけです。でも、現状では、1万円少々で、KATOの安価なHOゲージは買えてしまうわけでして(Nゲージならもっと安い)、プラレールをHO化するというアイデアは、商業的には速攻でアウトな感じもしないでもないのです。

でも、KATOの安価なHOゲージ(安価といっても1万円超)も、小学生が扱うにはちょっと厳しい。誰かがサポートしないと無理です。実は、現状では、プラレールで遊んでいた層から鉄道模型に円滑に移行する手段って、実は存在しないんじゃない?と言えるのではないでしょうか。

実際、カトーは鉄道模型コンテストで、高校生をターゲットにしていますし、プラレールを抱えるTOMIXは沈黙のままであります。小学校高学年〜中学生の部分がすっぽり抜け落ちていると言うのが、実際のところで、誰も解決する気もない、興味のある人が来ればいい、と言う主張を鉄道模型メーカーはこっそりと白旗を出していることなのかと思うわけであります。私も実際に、その年代でプラレールからNゲージに移行しつつアナログ鉄道模型がつまらないと辞めた人間なので、とても理解できます。

実は子供を鉄道模型に引っ張り込むと言う議論は実は事実上のタブーであり、実際にはプラレールにハマっていて、違う趣味に行った大人の人を、引きずり込むことを考えた方が早いような気もします。

□追記 2020/11/23 10:30

ちょっと前にツイッターで話題になった、「プラレールの起源が判明したお話」を読むと、プラレールが誕生した歴史的経緯がよくわかります。トミーが言えない裏話(OEM、欧州のパクリなどなど)は必見です。
posted by yaasan at 19:02 | Comment(4) | 鉄道模型

2020年11月21日

MacBookAir 2020 M1を買った

夏にDELLのXPS13を導入したばかりでしたが、Apple Silicon M1が搭載されたMacBookAirがどうしても気になってしまいました。ちょうど、冬茄子の時期ということで、うまく誤魔化せるだろうと期待して導入しました。

MBA_M1_1.jpg

エンジニアとしては、一般大衆向けコンピュータとしてもっとも台数が売れるであろうMacBookAirで、ARMプロセッサがどのように効果的に動くかを確認したかったところです。マイクロソフトから、クアルコムのチップベースのARMプロセッサ搭載機種が既に出ていますが、発売直後の評判や、商品の魅力を考えると、MacBookAirかなあと思ってます。

数時間しか触っていませんが、モバイル向けをベースに開発されたARMプロセッサベースのPCが遅いという勝手な思い込み・懸念は完全に払拭されました。全く問題なし。メモリも8GBの機種にしていますが、特に今のところ、遅さを感じることは全くありません。性能はネットの評判通りで、バッテリの持ちはこれからですが、これでソフトが十分に充実してくれば、革命的なことになろうと思います。

この想定外の性能は、単純にARMプロセッサだからということではなく、ノイマン型コンピュータのバスではなく、Fabricというn:nの接続を可能にするデータ伝送方式の導入(AMDもそうですね)、RAMの完全統合、SSDの高速化、OSとの連動などなど、最適化を推し進めた結果と思います。PCからではなくモバイル・タブレットの視点から作り上げたというのが、この結果を生んでいるのかなと感じる次第であります。

さて、Macに移行(といってもWin10デスクトップは今まで通り工作室に置いてあります)するので、ソフトの移行問題が課題です。Windowsを使われている方は充実しているのであまり気にしてなかったかもしれませんが、MacやLinuxでは切実な問題です。
とはいえ、10年前と比べると、一通りの有名なソフトはマルチプラットフォームになっていることもあり、改善してはいます。さらに従来型のインテル版Macでは、WindowsをBootcampやParallesなどで動かすことが可能なので、Windowsと共用するということができていました。必要な人は、ハードルはそれほど大きくなく、どうにかできていたというのも実際のところです。

しかし今回はARMプロセッサになっているので、CPUエミュレーションを行わなくてはなりません。今回のMacOSでも、Rosetta2というCPUエミュレータが入っていて、インテル版のバイナリを動作中に変換してくれるので動きますが、30%の速度低下のようです。しかしこれはあくまでも、同じOS内でAPIを使えない部分のCPU依存部分だけを変換しているので、このスピードダウンで済んでいることになります。とはいえ、それはあくまでも、Macアプリの話です。

Windowsを動かそうとすると、話は大きく変わるわけであります。評判通りの、ものすごい性能のM1チップとはいえ、WindowsのOSごとエミュレーションするとなると、相当にヘビーなことになると推測できます。そこで、個人的に注目なのが、WINEです。WINEの有償版がCodeWeaversです。

WINEはOSレベルではなく、APIレベルを模擬するソフトウェアで、Windowsアプリがよく使うAPI(Win32が中心, 間接的に.Net, DirectXなど)を置き換えて動かすような働きをしてくれます。なので、APIをM1ネイティブで実装できれば、それなりの性能が期待できます。

現時点だと、Rosetta2にバグがあるようで、OS11.1のリリースを待たないといけないようです。

例えば、DCCサウンドユーザーだと、ESUのLokProgrammerがMacで動くと、かなり使い勝手の面でメリットが出てくるわけですが、現時点だと動かせるかどうかは不明です。ただし、x86 LinuxのWINEでは動くというデータベース情報がありましたので、WINEのM1対応が進めば、デコーダの書き込みは難しい模様ですがサウンドファイルの編集は期待できそうです。

DesktopStationSoftwareも実はLokProgrammerと同じ問題でして、同じC#製で、.Net Frameworkを使っているのも同じです。以前にMacでWINEを試したことがありましたが、シリアル通信が正常に動かず、画面も少し乱れるなどがあり断念してました。

DesktopStationSoftwareについては、VisuatStudio 2019 for Mac(旧Xamarin)を使うという手もあります。以前はよくわかりませんでしたが、シリアルポートも普通に動かせるようではあります。

色々なOS間で、互換性を持たせる仕組みがたくさんあり、嬉しい反面悩ましいところもあり、M1チップでどこまで実現できるか試していこうと思います。
posted by yaasan at 08:00 | Comment(0) | 鉄道模型