2018年09月17日

Flashair のクセ

DSair2 向けにflashairの共有メモリを介したソフトを書いています。DSair2からは、かなり密接に通信を実装しているのですが、色々とクセが見えて来ました。
・共有メモリへのアクセス(一回の関数コール)で、どんなデータサイズでも512バイトの書き込みがある。オーバーヘッドが非常にでかい。
・共有メモリへのデータはテキスト(ASCII)しか受け付けない模様。ヘキサで書けそうに見えて書けない。読めない。

書き込みデータサイズがでかいので、SPI通信時間が長くなり、DCCパケットエンジンやその他の管理動作に影響大です。短くできないか、iSDIOの仕様書を見て短縮できないか確認しています。

posted by yaasan at 12:03 | Comment(0) | ガジェッド

2018年08月11日

FlashAirでできる新しいガジェットを考え中

出たばかりの最新のKATO HO EF65 2000番台で、「テールライトを途中までやろうとした形跡のあるモノ」「室内灯用の導光板のようなもの」、そしてテールライト配線(アナログでも同じ状況です!)を全く無視したダイキャストボディ・プラの内部部品で、かなりゲッソリしてしまいました。

注:
今回のEF65は、古い設計の商品をそのまま再販売している?そうです。過去や経緯を知らないですが、再生産するとしても、2万円の模型で、テールライトすら付かないのは・・・。

たぶん、テールライトも付かないので一般のアナログユーザーも不満になっている部分と思います。ここまで、「やる気ゼロ」「DCC対応するのはあくまでポーズです(笑)」な欧米型で言えば1万円以下の超廉価版相当な商品を最新の形で出しておいて、私が身銭を削って赤字垂れ流してDCC技術開発なんか、もはややる意味あるのか、と真剣に考えたりもしてます。下手したら、同じ製品があるか知りませんが、Tomixの方がDCC化しやすかったんじゃないかなと思ったり。

DSair2が最後のDesktopStationのDCCコマンドステーション新製品になると考えてます。もう実はあんまり手の内の駒が無い状況なのではありますが、今できることは全部入れて、最後の勝負ということにしたいと思います。DSair2では当社としては禁じ手としていた、PWMアナログ制御機能も搭載させて頂きます。

DSair2、DSmainR5.1C2 OLEDの2本立てで、その他の商品は、自分もそれほど余裕は無いので、一気にラインナップ整理で販売終了を実施します。そして、売り先は、日本市場(=日本語対応という意味)は申し訳ないですが切り捨てて、海外輸出をメインにすることが、最後の生き残りの道だと思ってます。日本語と英語のマニュアルなどを、全部揃えるのはさすがに無理です・・・。

DSシールドも、電子工作層の掘り起こしにあんまり繋がっておらず、単なる廉価版として扱われていますが、劇的に伸びるわけでも無く、玄人向け過ぎて先行きが見えてきたのと、こちらもラインナップ整理が必要なので終売で行きます。

売り切り商品には値引きを設定しましたので、欲しい方はお早めにどうぞ。販売終了と同時に、アートワークデータも公開します。ほしい人は自分でElecrowで量産したり、分売してください。

模型をやる前は、ITガジェットなどいじり倒していたので、モチベーションを高めるためには、模型をやる前の頃に少し戻るべきかなと思いつつあります。メイカーフェアは本当に楽しかったので、この電子工作の世界のチャレンジは続けていきたいです。

とりあえずDSair開発で知見をだいぶ得たこともあり、来年までにFlashAirでぶっ飛んだITガジェットを作りたいと思ってます。この前メイカーフェアに展示したときは、周りにはぶっ飛んだモノしか無かったので、新しいモノを考えることは大変ですが・・・。

ということで、DesktopStationのITガジェット事業部を新規にオープンするので、皆様おたのしみに!
posted by yaasan at 08:19 | Comment(6) | ガジェッド

2018年08月06日

FlashAirが、4110円(ヨドバシカメラ)

値段が5000円以上に高くなっていた、FlashAir W-04 16GBが、4110円になっています。

DSair エキスパートキットを買われる方は、今のうちにご購入ください!!

https://www.yodobashi.com/product/100000001003600928/
posted by yaasan at 06:44 | Comment(0) | ガジェッド

2018年08月05日

鉄道模型コンテストとメイカーフェアに行ってきた

昨日は、鉄道模型コンテストと、メイカーフェアに行ってきました。

鉄道模型コンテスト--------------------

■KATOブース

・DCCサウンドデコーダ試作品のデモ

サウンドカードだけでなく、当然のようにDCCデコーダも対応していくとのこと。ただし、車両組み込み済みになる模様。DCS50Kを使って、動かしてもらいましたが、ちゃんとサウンドが車両から鳴ってました。

ロクハンに続き、KATOも本格的にDCCに力をいれるという表明だと思います。車両だけ販売だけでは無く、デジタルスターターパックを出してくれるところまでやって欲しいですね。

なお、以下の写真の奥の方にあるノートパソコンのスライドに、DCCサウンドデコーダのことが書かれています。

makerfaire2018_5.jpg

・鉄道趣味向けのInstagramみたいなアプリ Railroad-Navi

音鉄、撮鉄、模型鉄のコミュニティを構築するアプリ「Railroad-Navi」を作っているとのこと。SNS的なモノを目指していると思いますが、個人的には、どこまでできるのか、分からないところですが、模型がDCC化したら、コマンドステーションを介して、かなり連動できるんじゃないかなとは思います。DSairが相性の良いゲートウェイになりそうですが。

■アメリカンナロー Nゲージ

DCCがデフォルトで使われているアメリカンナローの展示です。デジトラックスのデコーダを使っているとのこと。

makerfaire2018_3.jpg

makerfaire2018_4.jpg

メイカーフェア-------------------

■FlashAirブース

DSairが展示されている東芝メモリブースです。チェキよりも良い!と好評の自撮りカメラとか、クラウド連携してしゃべって制御できる猫屋線のNゲージ線路(綾瀬ヒロさん作)があります。

Wi-Fiを出し過ぎて、非常に通信が不安定です。DSairも反応がとても悪いですが、http送信エラー出まくりのようです・・・。

makerfaire2018_1.jpg

makerfaire2018_2.jpg

■十三車両製作所 鉄道模型のセンサレス自動運転システム

トミックスのTNOSを自作した形の鉄道模型の自動運転システム。DCCは将来対応したいと言うことでしたので、今すぐ対応することをお勧めしておきました。

makerfaire2018_6.jpg

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戦利品は以下の通りです。

makerfaire2018_7.jpg
posted by yaasan at 08:26 | Comment(2) | ガジェッド

2018年07月15日

FlashAirのWi-Fiパスワード再設定方法

DSairでFlashAirをお使いの方で、Wi-Fiのパスワードをロストしてしまった場合、パスワードをクリアする作業が必要です。

いくつか方法があります。

■CONFIGファイルを書き換て再設定する方法

SDカードを取り外し、PCに繋げます。SDカードの中身が開けるようになりましたら、
以下の記事にある作業で、「CONFIG」というファイルをメモ帳やテキストエディタで開きます。

DSair/DSshield with FlashAir 見えないものも見える

CONFIGのファイルをメモ帳やテキストエディタで開きましたら、「APPNETWORKKEY=********」という行を探します。

FlashAir_WifiPW1.png

*********の部分を全て消して、以下のようになるように文字を打ち直します。
APPNETWORKKEY=12345678

FlashAir_WifiPW2.png

この12345678が、Wifiで繋げるためのパスワードとなります。半角数字で入力してください。
最後に上書き保存するのを忘れずに。

FlashAir_WifiPW3.png

USBメモリと同じように、安全な取り外しの手順(右下の取り外しアイコンか、ドライブをミニクリックして選択)で、取り外して、DSairに差し込めば、WiFiパスワードは設定したもの(12345678)に戻ります。

■東芝メモリ公式の設定ツールを使う

ちょっと面倒ですが、公式ツールも提供されています。このツールの良いところは、フォーマットして全部消してしまったFlashAirも完全に復活できることです。
ただし、全部消えてしまうので、DSair用のソフトは再導入が必要です。ただし、ソフトのコピーツールが提供されていますので、作業自体は簡単です。

まず東芝メモリ公式からダウンロードします。

FlashAirTool1.png

インストールしてツールを起動します。

FlashAirTool2.png

差し込んで、画面の指示に従って操作します。

FlashAirTool3.png

すると、初期化するか尋ねられるので、初期化ボタンを押して初期化します。
何度か、FlashAirを再差し込みします。

FlashAirTool5.png

初期化が完了したら、アップデートツール(FlashAir App Updater)で、DSairのWebアプリソフトをインストールします。ツールはWikiに置いてあります。使い方もwikiに書いてあります。
posted by yaasan at 21:30 | Comment(0) | ガジェッド