2018年01月11日

ファームウェアアップデート

DSmainR5.1のMCoreファームウェアを、昨年の9月に修正していたのですが、上げ忘れていました。大変申し訳ありません。(10月以降出荷の方は、このバージョンが書き込まれているはずです)

リビジョン3 (公開日は2018年1月11日)

変更内容は以下のとおりです。

・過電流検出レベル(Peak)を6A→10Aにした(MCore側とNano側で別監視になってます。MCore側のほうが緩いが、一瞬でも検出したら即止める厳しいものです)
・パケット優先送信機能(サウンドトラックス対策)の変更で、新鮮な命令は2連続送信にしています。

ダウンロードはこちらから。
posted by yaasan at 18:45 | Comment(0) | 鉄道模型

2018年01月09日

買ったばかりのパソコンが御臨終

先月、買ったばかりのパソコンが御臨終しました。

またしても、DSシールドの実験中です。今回はFlash Airを接続して、ACアダプタを入れた瞬間に死亡しました。

どうやら、先月に壊れた時に使っていたArduino UNO 互換機が、実はLDOがVIN-VOUT間で内部短絡故障してたと思われます。Arduino UNOの5VとVINが導通しています…。ショートした基板は再利用せずに速攻で捨てるべし、というルールを守らなかった罰が思いっきり来ました。

故障の原因は、オシロスコープのプローブを誤ってVIN-GNDで当てて、さらにウッカリVIN-5Vを当てたようです。完全に自分のミスです。

DSシールドの設計が原因ではなく、運悪くUSB側に12Vを印加して、さらにノートPC側は逆流防止用のダイオードを搭載していない(想定していない?)で、そのまま電流が流れて破壊するレアケースで壊れたのが原因と考えています。USBの回路が、日本メーカーでも何も保護していないとは・・・。

ああどうしよう、またしてもメインPCが死んで、またパソコンを買わないといけないとは…。
富士通のサポートに、本当のことなんか話したらサポート拒否されるのは目に見えてますよ…。ああ、なんで用意してあったUSBアイソレータを使わなかったのか、後悔です。

今回、私はオシロで一度ショートして、内部が壊れたArduino UNO互換機を使いまわした事で、PCに12vをUSBにかけて破壊してしまいました。皆様については、超レアケースですが、ショートさせたArduinoは、ケチケチせずに廃棄しましょう。私のように、大きな失敗になります…。

DSmain、DSoneでは、逆流防止ダイオードがあり、この現象は起きません。Arduino UNOまたは互換機は、切り替え機能で自動切り替えになってますが、基準電源となるLDO ICが壊れると同じ状況になりますが、超レアケースなので、たぶん、同じことになる人はほとんどいないと思います。通常、オープン故障で壊れますし。

次は、念のため、USB type Cかつ、PowerDelivery対応のPCにして対策します…。

■追記

買ったばかりなので、お金を払ってメーカー修理にすることにしました。とほほ。
みなさんは、ショートさせた場合で、使いまわすときは厳重に単体チェックを行って、壊れていないか確認しましょう。チェックに自信のない方は、勇気をもって捨てましょう!!
posted by yaasan at 20:24 | Comment(1) | ガジェッド

ハレノヒ騒動

成人したみなさま、おめでとうございます。また、ハレノヒ(リクナビリンク)の着付け騒動で被害に遭われた方には、心中をお察しいたします。

私も、昼間の仕事を定年まで続ける気力が無くなり、起業する方向でいろいろと勉強していますが、ハレノヒ騒動を見ていると、「よくこれで10年間、事業を続けていたなあ」と思う事がいくつかあります。

リクナビリンクを見ると、以下のように書いてあります。

・2008年創業、2012年7月末に初の直営店を横浜にオープン
振袖レンタル&フォトの専門店
・当社が2008年の創業時から行なってきた全国の振袖レンタル・販売店、フォトスタジオのコンサルティング事業で蓄積したノウハウをもとに始めました。

女性が振り袖を着るのは、入学・卒業・入学シーズン、あとは着物の柄には依りますが未婚女性の場合、友人とかの結婚式でしょうか。

美容室や、ホテルといった通常時に本業がある会社が始めるのは良いと思うのですが、通常の本業がコンサルな会社が、こういった事業を始めると、維持コストの掛かる店舗で通常時に稼げるアイテムがありません。また、振袖レンタル事業ということで、在庫を持つ必要があるので、そのコストもかなり膨大です。

最初の数店舗はうまく競合もいないで経費も押さえ込んでやっていけたのかもしれませんが、無理な拡大でキャッシュを使い込んで、売上たたずにこうなったのでしょう。完全に自業自得、社長や経営層の責任は重いです。民事では無く詐欺の刑事事件として、きちんと、罰せられて欲しいものです。

振袖、結構みなさん高額で買われていることも知ったので、私だったら、古い物を持っている方と欲しい方のWebマッチングとか個人間流通サービスとか、そちらに手を出しますね。サービスはもちろん自社構築で、システムコストを抑制してキャッシュを確保します。

鉄道模型でも、ブラックな事案はいろいろな方から、たくさん聞いています。模型業界は、ロングテール(メジャーではなくマイナーの意)なので本当に広いですが市場自体は非常に薄いので、そんなに景気は良くありません。一般の方は鉄道模型=Nゲージと言うと思いますが、HO、16番、ナロー、G、1番などなど、ここを見ている方はみんなばらばらなのは、先日のコンテストの結果でも分かっています。狭い市場なのに細分化され、非常に小さい寄り合いな状態です。

じゃあどうするかというと、ロングテールをどんどん伸ばすか、メジャーに持っていくしか無く、海外、特に欧州だとNardiさんの考察がわかりやすいですがESUのように高級DCC車両でそれなりに市場を確保しています。ちょっと前はメルクリンがその位置でしたが・・・ESUに取られた?

一方日本のメーカーは、ユーザーのデフレ?状況のせいか、安くそこそこのレベルの製品群の構築にひたすら走っていて、ちょっと危険な香りがします・・・。金属製の車両のメーカーもいますが、車両自体がメインで、ギミックも含めた部分は全くできていないのが実情です。

日本に、DCCやデジタルの電気に精通した会社が無いのが、その原因の一つだとは思いますが、市場として成立していないので、事業化する業者がいても数年でハレノヒ騒動みたいになってしまうでしょう・・・。

DCC電子工作連合は、サラリーマンの暇つぶし・遊び・お小遣いの範囲で運営されているので(皆さんと同じ立場です)、ハレノヒ騒動にはなりようがないのでご安心ください。
posted by yaasan at 08:38 | Comment(4) | 日記

2018年01月08日

(代理公開)瀬戸内色さんのミント缶DCCコントローラ(改)

レポートコンテストの2位入賞の瀬戸内色さんのミント缶DCCコントローラ(改)の公開依頼がたくさん寄せられたので、瀬戸内色さんに依頼の上、承諾を得て、ここで公開させていただくことになりました。

瀬戸内色さんには御礼を申し上げます。

レポート:ミント缶 DCC コントローラのディスプレイを LCD 化

award2017_sc12.jpg

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■Arduinoファームウェア DSmcanX_firmware.zip
CPU(秋月で売っているUncompationで開発しましたのでATmega328P-PUを使用)のFirmwareです。.zipですが、解凍するとDSmintcanというフォルダが出来ます。(オリジナルと同じ名前なので注意が必要です)

DSmcanX_PCB_Layout.pdf
秋月のBタイプユニバーサル基板で作成した時の部品やジャンパのレイアウトです。マイルールで書いている部分がありますので、ちょっとわかりづらいかも知れません。抵抗・コンデンサは回路図の記号で書いています。(抵抗が昔の表記です)ICなどはピン番号だけが書いてあります。
最近の抵抗の表記になっているところが、実はジャンパで、実物上は0Ω抵抗を使っています。A4の1枚に書ききれないので2枚になっています。

DSmcanX_schematic.CE3
ミント缶の回路図をもとにアレンジして書いた回路図です。

DSmcanX_schematic.PNG

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以上、代理掲載でした。
posted by yaasan at 13:38 | Comment(2) | 鉄道模型

次世代サウンドデコーダの技術検討を妄想してみた

DCC電子工作連合では、なごでんさんMP3デコーダスマイルデコーダR6Nの開発をチームで協力して進めてきています。

スマイルデコーダR6Nは、年末年始で、とんでもない数が売れたようで、在庫もあとわずかとのことです。ほしい方は今すぐダッシュ(奪取?)ですね。2800円で、ディーゼル音やらVVVF音が出るのですから、そりゃあ、欲しくなるのは無理もないですが。R6NについてはMECYさんのレビューがビデオ付でわかりやすいです。

話は脱線しましたが、今後、さらに高度なサウンドデコーダをリリースしていくこともまた、求められていると思います。ぱっと思いつく、3つのアイデアを以下に示します。

■Arduinoベースで、サウンド再生時間を増やす@ I2C EEPROMを使う

NextGenSoundDecoderConcept2018_i2c.png

ATMEGA328Pであいている通信ラインは、残るはI2CのEEPROMしかありません。DMAが無い以上、通信スピードは1MHzは必須です(200kHzでは遅すぎる)。

入手性だと、AT24CM01 (1Mbit, 128KB)かなあと思います。1秒で8KBなので、128KBだと16秒です。DMAが無いので、ATMEGA328PのRAMをどこまでサウンドのバッファに確保できるかで、実現できるか決まりそうです。512Bytesをバッファで確保できるとすると、1秒間に16回(62.5msおき)、I2C EEPROMにアクセスしないとサウンド再生が円滑にできません。DCCのデコード処理も行ってるので、実験しないと、できるかどうか分かりません・・・。

あとは、I2C EEPROMに音声データを書き込む方法も、仕組み作りを1からしないといけないので、非常にややこしいです。デコーダとデバッグできる通信方式を作っていれば良かったですが、手を抜いていてやっておりませんでした・・・。

■Arduinoベースで、サウンド再生時間を増やすA SDカードを使う

NextGenSoundDecoderConcept2018_msd.png

スマイルコネクタで使用しているSPIラインを拝借する方法です。SPI FLASHという方法もありますが、ATMEGA328Pへの書き込み手段が無くなるので、microSDをMMC/TransFlash(TF)のSPIモードにして使用するのがベタベタな方法となります。

MP3デコーダで使っている、microSDカードスロットを装着し、途中にレベルシフトICを置いて、SDカードのデータを読み出す方法です。スマイルライタにつなぐときは、SDカードは外さないといけません(回路上にダンピング抵抗をつければ外さなくてもOK)

参考文献としては、SDカードのWAVファイル再生する。が、シンプルでわかりやすいと思います。

このmicroSD内のWAV再生サウンドデコーダは、実験必須な感じですね。デコーダのサイズもMP3デコーダくらいになるのと、音質も8Kbps/8bitと貧弱で、美味しさがあまりないのも微妙なところです。MP3デコーダで良いじゃない、となってしまいます。

■Arduinoベースではなく、独自に作るとしたら?

致命的なのは、DMAが無い事です。このせいで、まともなサウンドデコーダができない、と思って差し支えありません。DMAがあると、メモリからのデータ伝送を割り込みなどに引っかけて自動で行えます。サウンド再生は、メモリから音データをPWMタイマにコピーするのがほとんどです。つまり、これだけで、CPUがガラ空きになるので、他のことに集中できます。

ただ、高機能なサウンドデコーダになると、複数音同時再生、フィルタ、合成処理などが必要になるので、DMAだけでは物足りなくなります。そこで、ヘビーな処理が可能な浮動小数点演算がついているCortexM4クラスがほしいところです。となると、価格を考えてSTM32F4シリーズ(CortexM4,72MHz)が該当します。ESUのLokSound相当の機能をオープンハードウェアとして実現できるレベルになると思います。
部品コストは2000円以上(マイコン400円、フラッシュ200円他)になると思うので、まともな価格だと8000円近くになるでしょうね。年間10000個くらい作れれば、価格はもっと下げられますが・・・今の日本では、とうていさばけない状況でしょうね。

NextGenSoundDecoderConcept2018.png

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3点挙げましたが、こうしてみると、スマイルデコーダR6NやMP3デコーダは、日本のこの微妙なDCCマーケットにおいて、非常にうまい隙間を埋める立ち位置にいることがよく分かると思います。価格、機能性のバランスを見ると、これに太刀打ちできるものってかなり難しい感じがします。

妄想はしましたが、現状のハードでも、ソフトは中身を書き換えできるので、まだまだ機能はソフトで進化していくと思います。腕に自信のある方は、ぜひともDCCデコーダのソフトにもチャレンジして、オリジナルの車両を作り込んでみてはいかがでしょうか。
posted by yaasan at 11:05 | Comment(0) | 鉄道模型